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【知りたい】認定歯科衛生士になるには?種類・費用・期間を取材&徹底解説

認定歯科衛生士

認定歯科衛生士ってどうやってなるの?種類や費用って高いのかな?

この記事ではそんな疑問にお答えします!

歯科衛生士のみこです!

認定歯科衛生士になってステップアップしたい!私でもなれる?

キャリアアップになり、そして頼りになる存在の認定歯科衛生士は今後もっと増えそうだね!必要条件をクリアすればなれるよ!

「健康日本21」の方針で8020運動が国主体で動いている今、歯科医師の治療より、私たち歯科衛生士が行う予防業務が重要視されてきてます

そんな中、近年は認定歯科衛生士を目指す人が増加中!!

なぜなら各分野でより専門知識・高度な技術をもつ歯科衛生士が必要とされているからです

そして認定分野のコースがこの先さらに細かく分けられのではないかな?

その証拠に日本歯科衛生士会は新たな試みで2020から『歯科医療安全管理』コースを増設してます!

そんな認定歯科衛生士になるにはどんな条件がいるか・費用・なるまでの期間など紹介します

私自身も興味があるので日本歯科衛生士会に電話取材!

優しく丁寧に答えてもらいました

この記事を読めば認定歯科衛生士の取り方、期間の長さや費用か分かります

【知りたい】認定歯科衛生士になるには?種類・費用・期間を取材して徹底解説

各歯科学会が認定するコースは確認が必要です

認定歯科衛生は大きく分けて4つのグループ

認定歯科衛生士はどこが管理するかによって大きく4つに分類されます

認定分野A(日本又は都道府県歯科衛生士会主催、各大学歯学部に協力or委託)
  • 生活習慣病予防
  • 摂食嚥下リハビリテーション
  • 在宅療養指導・口腔機能管理
  • 糖尿病予防指導
  • 医科歯科連携・口腔機能管理
  • 【新】歯科医療安全管理
認定分野B( 日本口腔衛生学会など専門学会が審査・推薦→日本歯科衛生士会が認定)
  • 障害者歯科( 一般社団法人 日本障害者歯科学会)
  • 老年歯科( 一般社団法人 日本老年歯科医学会 )
  • 地域歯科保健( 一般社団法人 日本口腔衛生学会 )
  • 口腔保健管理( 一般社団法人 日本口腔衛生学会 )
  • う蝕予防管理( 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会 )

認定分野C(指導者になるコース:すでに認定歯科衛生士でいることが条件)

上記にあげた認定歯科衛生士がその分野の指導者になるコース

そのため既にいずれかの専門分野の団体に所属

以上が日本歯科衛生士会が行っている認定歯科衛生士プログラム

また以下が、各専門歯科学会が認定するコースになります

各歯科専門学会が認定する認定歯科衛生士
  • 日本歯周病学会認定歯科衛生士(特定非営利活動法人 日本歯周病学会)
  • 日本小児歯科学会認定歯科衛生士(公益社団法人 日本小児歯科学会)
  • 日本歯科麻酔学会認定歯科衛生士(一般社団法人 日本歯科麻酔学会)
  • 臨床歯科衛生士(特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会)
  • スポーツデンタルハイジニスト(一般社団法人 日本スポーツ医学会)
  • ドッグコーディネーター(一般社団法人ジャパンオーラルヘルス学会)
  • 予防歯科認定歯科衛生士 (一般社団法人ジャパンオーラルヘルス学会)
  • 日本口腔リハビリテーション認定歯科衛生士(一般社団法人日本口腔リハビリテーション)

こちらはまだまだ種類がありますので、見つけ次第随時追加します。

認定歯科衛生士の認定分野A

認定分野Aはおおまかにいうと歯科衛生士会が主体となって行われ、筆記試験はありません

認定分野Aの認定歯科衛生士になるまでの1年間

認定歯科衛生士
認定歯科衛生士になる流れ

認定分野Aの認定歯科衛生士になるまでの簡単な流れを紹介します

問い合わせたところ1年に1回

2月末に認定しているとのこと

都道府県歯科衛生士会が行う生涯研修 又は eラーニングを2コース(30単位)以上を3月までに受講

4月に対象者に日本歯科衛生士会から申し込みはがきくる

1~3日間研修を受ける(前期・後期どちらかでOK)

(所定の実習施設又は勤務先での実務)実務が無いコースもあり

認定歯科衛生士委員会にて審査

2月末以降から認定証付与

ざっと1年以上かかりますが、数日間の講習を受けれそうなら申し込んで大丈夫

次からは認定歯科衛生士のコースについて詳しく説明するよ

受講資格(認定分野A)・費用・場所の詳細

認定歯科衛生士
歯科衛生士会所属の認定歯科衛生士の種類A

認定歯科衛生士になるには実務経験が必要です

  • 生涯研修制度専門研修を2コース・30単位以上終了済
  • 歯科衛生士業務3年以上(実務経験1年以上含む)

でも臨床現場で働いていない人はどうなの?

実際に日本歯科衛生士会に問い合わせたところ臨床で働いてない方も応募できます!

自分自身が「この分野に当てはまってるな~」と思えば受講OK

コース受講料場所主催者
生活習慣病予防30,000円東京日本歯科衛生士会
摂食嚥下リハビリテーション35,000円東京日本歯科衛生士会
在宅療養指導・口腔機能管理40,000円東京都道府県歯科衛生士会
糖尿病予防指導35,000円徳島市徳島大学歯学部協力
医科歯科連携・口腔機能管理55,000円東京歯科大東京歯科大学委託
【新】歯科医療安全35,000円広島市広島大学歯学部委託

生活習慣病予防 (特定保健指導-食生活改善指導担当者研修)

実務経験詳細:生活習慣病予防の相談 ・指導・教育など

研修内容 以下の表


研修項目
研修内容
I健康づくり施策概論
II生活指導およびメンタルヘルスケア
III栄養指導
IV健康教育
V運動の基礎科学
VIメタボリックシンドロームと生活習慣病
VII特定健診・特定保健指導
VIII究討議

摂食嚥下リハビリテーション受講資格・費用

受講資格詳細

・摂食嚥下基本技術の単位が必須 !組み合わせとは以下の表です

摂食嚥下機能両府の基本技術(15単位)+ 歯周治療の基本技術(15単位)修了
+特定コース(15単位)修了
+特別研修(15単位)修了
+指定研修(15単位)修了

研修内容 以下の表

 研修項目
Iリハビリテーション総論
II栄養管理
III病態別摂食嚥下障害(小児の摂食嚥下障害)
IV病態別摂食嚥下障害(中途障害の摂食嚥下障害)
V咬合および咀嚼機能の評価と管理
VI摂食嚥下機能のメカニズム
VII摂食嚥下の評価
VIII摂食嚥下訓練
IX食事外部観察評価
Xリスクマネージメント
XIリスクマネージメント
XII摂食嚥下障害者への口腔管理と制度の理解
XIII問題解決力の実践

在宅療養指導・口腔機能管理コース :受講資格・費用

実務経験詳細

・歯科診療所、病院、高齢者介護施設等に勤務 : 在宅療養者及び要介護者等の口腔機能管理 に関する業務

・保健所、市区町村または高齢者介護施設等に勤務 : 口腔機能管理または口腔機能向上に関する業務

・ 在宅や施設などで勤務: 要介護者等の口腔機能管理に関する業務

・歯科衛生士教育機関に勤務: 在宅、施設の要介護者等の口腔機能管理に関する教育・指導

又は

・ 現行制度の「在宅療養指導・口腔機能管理」か「摂食嚥下リハビリテーション」の認定研修を修了している者

受講内容 以下の表


研修項目
研修内容
I超高齢社会の現状
II咬合と咀嚼
III口腔機能低下症
IV計測器を使った評価法
V唾液
VI発音(構音)と諸器官・組織
VII栄養サポート
VIII医療と介護の連携応
IX終末期の対応
X高齢者の全身疾患(評価と対応)
XI実践例の紹介
在宅療養者への歯科衛生士としての介入

これらの認定歯科衛生士セミナー受講後、さらに職場か所定の実習施設で実習があります

糖尿病予防指導コース :受講費用・資格

実務経験詳細

・歯周病の予防指導・治療・SPTなどのお口の管理または生活習慣病予防や肥満予防などに関する保健指導を実施

・児童へはさらに 歯・口の健康づくりに関する保健指導 をしている

又は

・生活習慣病予防の認定歯科衛生士である者

・日本歯周病学会または日本臨床歯周病学会の認定歯科衛生士である者

・都道府県等において地域糖尿病療養指導士(LCDE)の資格を有している

研修内容 以下の表


研修項目
研修内容
Iオリエンテーション
II糖尿病講義ワークショップ
III多職種連携講義ワークショップ
IV糖尿病予防講義ワークショップ
V演習
VI実習総合討論
VII口腔保健指導の体験

医科歯科連携・口腔機能管理コース

実務経験詳細

・歯周病の予防指導・治療・SPT等の口腔保健管理および周術期等の口腔機能管理に関する業務を実施

・病院などで多職種がいる職場で医科歯科連携の口腔保健業務をしている

又は

・摂食嚥下リハビリテーション」の認定歯科衛生士である者

研修内容 以下の表

 研修項目
Iガイダンス
II周術期に関する講義
III周術期口腔機能管理の演習
IV臨床研究
V周術期口腔機能管理の見学実習(東京歯科大学市川総合病院)
VI医科歯科連携見学実習

【新】歯科医療安全管理コース

新たな試みで2020年からスタートしたコース !

なので今のところ2024年まで取れるようになっています

認定歯科衛生士になるには通常30単位ですが、このコースは6単位以上取得でOK

受講資格 

・専門研修(基本研修)のうちの”C特定コース”の 『a歯科診療所等における医療安全管理対策 』を6単位以上とっている

・ 歯科衛生士業務経験3年以上(内、実務経験1年以上 )

実務経験詳細 働く場所は問わず、 医療安全管理に関する業務を実施 している

研修内容 以下の表


研修項目
研修内容
Iオリエンテーション
II感染予防対策総論
III感染防止対策の実際
IV医療安全総論
V医療安全対策の実際
VI医療安全対策演習

認定分野B

認定歯科衛生士
歯科衛生士会所属の認定歯科衛生士の種類B

認定分野Bは 以下の団体が歯科衛生士を審査、合格すれば日本歯科衛生士会が認定します。

認定分野B
  • 障害者歯科
  • 老年歯科
  • 地域歯科保健
  • 口腔保健管理
  • う蝕予防管理

これ以外の学会で認定している場合は歯科衛生士会が関与していない学会独自の認定歯科衛生士になります☆

今回は日本歯科衛生士会が認定する学会を紹介

コース認定審査料審査方法主催者
障害者歯科10,000円書類審査・筆記試験般社団法人 日本障害者歯科学会
老年歯科10,000円書類審査・口頭試問&プレゼンテーション 一般社団法人 日本老年歯科医学会
地域歯科保健 10,000円 書類審査・資料発表&口頭試問&総合評価 一般社団法人 日本口腔衛生学会
口腔保健管理 10,000円 書類審査・資料発表&口頭試問&総合評価 一般社団法人 日本口腔衛生学会
う蝕予防管理 詳細が分かり次第記載します 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会

障害者歯科

一般社団法人 日本障害者歯科学会 が審査・推薦をして

日本歯科衛生士会が認定をします

受講資格

・日本歯科衛生士会の会員&日本障害者歯科学会の会員歴3年以上&で障害者歯科の実務経験5年以上(30症例の経験が必要)

・日本歯科衛生士会 or 障害者歯科学会 or 障害者歯科に関連する学会で研究報告の発表をした 又は、 学会誌に臨床研究の論文発表の経験がある

・認定審査料と必要書類を提出した者

老年歯科

一般社団法人 日本老年歯科医学会が審査・推薦して、日本歯科衛生士会が認定します

受講資格

・日本国歯科衛生士の免許を持っている

・老年歯科医学会会員歴が3年以上

・ 高齢者に必要とされる歯科医療・保健に関する3年以上の経験

・申請に必要な研修単位を総計 46 単位取得している(症例・事例報告を必ず含み、学術大会で発表などをすると単位が取れる)

地域歯科保健と口腔保健管理

地域歯科保健と口腔保健管理は別のコースですが 、

両方とも一般社団法人 日本口腔衛生学会が推薦・審査しています

そして日本歯科衛生士会が認定

受講資格 

・歯科衛生士である

・申請時に日本口腔衛生学会の会員歴が通算3年以上

・学会参加や研究論文の著述をし、その単位数が35単位以上あるもの

う蝕予防管理

特定非営利活動法人 日本歯科保存学会が審査・推薦、日本歯科衛生士会が認定します

詳しいことが分かり次第記載します

認定分野C

これはすでに認定歯科衛生士の認定を持っている人が、専門分野を指導する指導者のコースです。

まずは認定歯科衛生士から目指そう!

まとめ:認定歯科衛生士になるには4月から1年間くらい時間がかかる!

認定歯科衛生士なるにはまず臨床経験と実務経験が必要

認定分野Aでは申請前に30単位のお勉強が必要ですね

認定分野Bは更に難易度が高くなって、学会参加や、論文発表追加で必須に!

これらが出来てから初めて申請できます

未来のステップアップしたあなたがさらに活躍しますように!

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